3月28日(金)から始まった、2025年のプロ野球。プロ野球をたっぷり楽しめるサービスとして、スカパー!とDAZNが人気です。
- スカパー!の「スカパー!プロ野球セット」
- DAZNの「DAZN BASEBALL」(ダゾーン ベースボール)
プロ野球ファンが契約するなら、どちらがおすすめなのか?
この記事では、2つのサービスの料金や視聴できる番組、デメリットなどを徹底比較。「スカパー!プロ野球セット」と「DAZN BASEBALL」、どちらがあなたに適しているか、わかりますよ。
「スカパー!プロ野球セット」
- 12球団の試合が見られる
- 月額4,483円(2ヵ月目から途中解約できる)
- テレビ放送の録画ができる
- プロ野球以外の番組も楽しめる
「DAZN BASEBALL」
- 広島主催試合以外の試合が見られる
- 月額2,300円(12カ月契約がマスト)
- PCやスマホのみでも契約できる
- スマホの追っかけ再生が可能
結論から述べます。
推し球団がセ・リーグのチームなら、迷うことなく「スカパー!プロ野球セット」をおすすめします。理由は、DAZNだと広島の主催試合が見られないからです。
広島のホームゲームを見なくてもいいから、スマホでの使いやすさを重視する人には「DAZN BASEBALL」(ダゾーン ベースボール)を推奨します。DAZNにはスカパー!にはない、“追っかけ再生”が使えるからです。
「スカパー!のプロ野球セット」とは?料金と割引きキャンペーンについて

「スカパー!プロ野球セット」はセ・パ12球団の全試合を生中継する、夢のようなサービスです。公式戦だけでなく、春季キャンプや交流戦も視聴できるほか、プロ野球ニュースや各球団の応援番組まで放送します。球団によってはファームの試合も観戦できます。
「スカパー!プロ野球セット」で視聴できるのは、以下の12チャンネルです。

チャンネル名 | 球団 | チャンネル料金 |
---|---|---|
J SPORTS1 | 広島、楽天 | 2,515円 (Jsports1,2,3,4を合わせて) |
J SPORTS2 | 中日、楽天 | 2,515円 (Jsports1,2,3,4を合わせて) |
J SPORTS3 | オリックス、楽天 | 2,515円 (Jsports1,2,3,4を合わせて) |
スカイA | 阪神 | 1,100円 |
GAORA SPORTS | 阪神、日本ハム | 1,320円 |
日テレジータス | 巨人 | 1,100円 (日テレプラス、日テレNEWS24と合わせて) |
TBSチャンネル2 | DeNA | 1,100円 |
テレ朝チャンネル2 | 各球団 | 1,100円 |
フジテレビONE | ヤクルト | 1,100円 (フジテレビTWOとセットで) |
フジテレビTWO | 西部 | 1,100円 (フジテレビONEとセットで) |
日テレNEWS24 | ロッテ | 1,100円 |
スポーツライブ+ | ソフトバンク | 1,760円 |
(※ 楽天の公式戦はJ SPORTS1~3のいずれかで放送されます。)
「スカパー!プロ野球セット」は上記12のチャンネルがすべて視聴できて、以下の料金で契約できます。
スカパー!基本料429円 + 視聴料4,054円 = 4,483円/月(税込み)
スカパー!は加入初月は基本料、視聴料ともに0円で、料金は2ヶ月目から発生します。セットに含まれる12チャンネルで放送される、野球以外の番組も見られるのが特徴です。
◆ スカパー!プロ野球セット 通常の料金体系 ◆

「スカパー!プロ野球セット」は年齢によっては「U30キャンペーン」の対象者となり、割引きで利用できます。満18歳以上30歳未満のかたが、下記のキャンペーン期間中に「スカパー!プロ野球セット」に新規で申し込むと、ご加入2ヵ月目と3ヵ月目の料金が1,500円に割引されます。
◆ U30キャンペーンの適用期間 ◆
2025年2月1日(土)~2025年4月30日(水)
◆ プロ野球セット U30初めて割 料金体系(30歳以下のかた限定!)◆

「スカパー!プロ野球セット」ではセ・パ公式戦と交流戦がすべて視聴でき、しかも試合開始からヒーローインタビューまで余すところなく見られます。
注意点が2点あります。
- スマホやパソコンで視聴する場合でも、契約時にはテレビかレコーダーのB-CAS番号(またはA-CAS番号)が必要
- スマホでの追っかけ再生はできない
テレビかレコーダーに付いているB-CASカードの番号(またはA-CASチップの番号)がないと、そもそも「スカパー!プロ野球セット」には申し込めません。B-CASカードはテレビの上部に刺さっていることもありますし、B-CAS番号はリモコン操作で確認できることがあります。
「DAZN BASEBALL」とは?料金と割引キャンペーンについて

Jリーグやモータースポーツなど、数あるスポーツをスマホやPCから視聴できるDAZN(ダゾーン)。「DAZN BASEBALL」(ダゾーン ベースボール)は、DAZNの中でもプロ野球に特化したプランです。
「DAZN BASEBALL」はサッカーやF1など他のスポーツは見られませんが、プロ野球の公式戦・交流戦・クライマックスシリーズまで、たっぷり視聴できます。
インターネットに接続すれば、テレビでもプロ野球を観戦できます。ライブ配信や見逃し配信があり、追っかけ再生も可能です。
「DAZN BASEBALL」の料金は、以下の通りです。
12ヶ月の年間契約27,600円(税込み)がマストだが、月々の支払いは2,300円で済む
「契約期間は12ヶ月」という縛りがありますが、支払いは月々払いです。毎月の支払い額は、「スカパー!プロ野球セット」よりリーズナブルになります。
◆ 「DAZN BASEBALL」12ヶ月の契約がマストだが、月々の支払い額は安い ◆

4月14日(月)までのキャンペーン期間に申し込めば初月無料となり、実質11か月分の支払いで、合計25,300円(税込み)の支払いとなります。
◆ DAZN BASEBALL キャンペーン期間中に契約で、1ヶ月ぶんお得 ◆

【徹底比較】スカパー! VS DAZN 2025年のプロ野球を観戦するなら、どっちがいい?
ここから先は、各項目ごとに「スカパー!プロ野球セット」と「DAZN BASEBALL」を徹底比較します。
- 視聴できるコンテンツ(大会、球団)
- 視聴環境(再生機能、同時視聴について)
- 料金とキャンペーン
視聴できるコンテンツを比較
スカパー!プロ野球セット | DAZN BASEBALL | |
---|---|---|
視聴できる試合 | 春季キャンプ オープン戦 公式戦 交流戦 ファームの試合 (クライマックス・シリーズ以降の放送は未定) | 春季キャンプ オープン戦 公式戦 交流戦 クライマックス・シリーズ |
プロ野球 関連番組 | プロ野球ニュース 各球団の応援番組 | ハイライト |
プロ野球以外の番組 | ゴルフ、名作ドラマ、韓国ドラマ、街ブラ、アニメなど | ✖ (DAZNのスタンダードプランで見られる他のスポーツも見られない) |
視聴できる球団 | 12球団すべて 〇 | 広島戦の主催試合は✖ |
(※ スカパー!のクライマックスシリーズ、日本シリーズのライブ配信は未定)
スカパー!はセ・パ12球団すべての公式戦が見られるのに対して、DAZNは広島の主催試合だけは視聴できません。
また、DAZNは試合とハイライト、一部のドキュメンタリ番組しか見られませんが、スカパー!ではドラマ、アニメ、韓国ドラマなど、プロ野球以外の番組も視聴できます。
野球以外の番組については、「【2025年版】スカパー!プロ野球セット 申し込み手順&見れるのは何チャンネル?」の記事でご紹介しています。
視聴環境を比較
スカパー!プロ野球セット | DAZN BASEBALL | |
---|---|---|
録画 | テレビ 〇 PC、スマホ ✖ | ✖ |
見逃し配信 | テレビ ✖ PC、スマホ ▲ (野球以外の番組は、対応していない番組も) | 〇 |
追っかけ再生 (生中継されている試合を、後から追っかける) | テレビ ✖ PC、スマホ ✖ | 〇 |
同時視聴 | 3台まで (ただし、同じ試合の同時視聴は不可) | 2台まで (別々の場所にいる2人が同時視聴するには、980円のオプション契約が必要) |
「スカパー!プロ野球セット」は、テレビ放送を録画できます。
DAZNは試合のオンデマンド配信を視聴できますが、録画はできません。“配信期限”をすぎると、もう見られなくなります。
スマホでプロ野球を視聴するなら、DAZNのほうが便利です。DAZNは「ライブ配信」や「見逃し配信」に対応している他、「追っかけ再生」も可能です。生放送中の試合を、最初から巻き戻って見られます。
スカパー!は「ライブ配信」や試合が終了してからの「見逃し配信」には対応していますが、「追っかけ再生」はできません。
料金と割引きキャンペーンの比較
スカパー!プロ野球セット | DAZN BASEBALL | |
---|---|---|
月額 | 4,483円 (初月無料) | 2,300円 |
シーズン終了(11月)までの総支払額 | 40,347円 | 27,600円 |
キャンペーン適用時のトータル支払額 | 35,839円 (18歳から30歳限定) | 25,300円 |
途中解約 | 2ヵ月目から途中解約できる | 途中解約はできるが、12ヶ月ぶんの支払い義務が生じる |
支払い方法 | クレジットカード/口座振替 | クレジットカード/デビットカード/Paypal/Google Pay |
「DAZN BASEBALL」は月々払いで、月々の支払いは2,300円と安くなります。しかし、12ヶ月契約が義務づけられており、途中解約しても12ヶ月ぶんの料金を納める必要があります。
「スカパー!プロ野球セット」は月々の支払いは4,483円ですが、2ヵ月目から解約できます。
たとえば、セ・パ公式戦が終わる10月でいったん解約し、次のシーズンが始まる3月になったら再契約、ということも可能です。
「スカパー!プロ野球セット」のほうが契約期間の縛りがゆるく、途中からチャンネルの組み換えやプランの変更もできます。
【徹底比較】スカパー!とDAZNのメリデメ

「スカパー!プロ野球セット」のメリット&デメリット
メリット❶ 広島東洋カープを含めた、全球団の公式戦が見られる
「スカパー!プロ野球セット」は広島主催試合を含め、セ・パ12球団の公式戦を全部見られるのが最大のメリットです。
広島近県ではテレビで広島主催試合が見られない場合がありますが、そのときはパソコンやスマホからライブ配信を視聴可能です(「J SPORTS1」の配信番組を見れば解決します)。
メリット❷ テレビ以外の番組もあり、野球に興味がない家族も楽しめる
「スカパー!プロ野球セット」で契約できる12チャンネルでは、プロ野球以外にもアニメ、バラエティ、ドラマなども視聴できます。プロ野球に興味がないご家族が楽しめる番組もあって、プロ野球の試合がない日も楽しめますよ。
◆スカパー!だと、プロ野球以外にこんな番組が見られる!◆
- ベイスターズ戦を中継する「TBSチャンネル2」では、アニメ「笑うセールスマン」やドラマ「渡る世間は鬼ばかり」、中国ドラマなどを放送
- ヤクルト戦を放送する「フジテレビONE」では、「ゲームセンターCX」や麻雀バラエティ「THEわれめDEポン」などを放送
- 阪神戦を放送する「スカイA」では、女子ゴルフ、「探偵ナイトスクープ」などを放送
メリット❸ テレビ放送を録画できる
「スカパー!プロ野球セット」では、テレビで放送される試合を録画できます。
「DAZN BASEBALL」だと、録画はできません。名選手の引退試合など、大事な試合をいつまでも残しておきたいなら、スカパー!がおすすめです。
デメリット
「スカパー!プロ野球セット」は、CS対応のアンテナがないと、テレビ放送が映りません。
また、スマホやパソコンで試合を見たい場合でも、テレビかレコーダーがないと契約できません。申し込み時に、テレビの受信機番号(B-CASカード/A-CAS番号)を登録するからです。
また、スマホやPCで視聴するとき、「追っかけ再生」ができないため、今まさに放送中の試合を最初から巻き戻すことはできません(試合が終了してから、“配信番組”としてを見ることは可能です)。
「DAZN BASEBALL」のメリット&デメリット

❶ 広島主催試合 以外の11球団の試合が視聴できて、リーズナブル
「DAZN BASEBALL」では広島の主催試合以外、残り11球団の試合が見られて月々2,300円はリーズナブルです。
❷ 生配信、見逃し配信、追っかけ再生に対応しており、スマホで見やすい
「DAZN BASEBALL」は、ライブ配信、見逃し配信、追っかけ再生に対応しています。
特に、「追っかけ再生」が大きい。
会社からの帰宅が19時ぐらいになって、試合開始から生で見られないとき、ありますよね。「DAZN BASEBALL」なら、今まさに生放送中の試合を巻き戻って「追っかけ再生」できます。
「スカパー!プロ野球セット」だと、「追っかけ再生」はできません。
デメリット
何といっても、広島の主催試合が見られません。
マツダスタジアムで行われる試合がまったく見られないので、セ・リーグファンは「スカパー!プロ野球セット」をおすすめします。
また、「DAZN BASEBALL」は12ヶ月契約がマストになっています。途中解約しても、12ヶ月ぶんの料金をきっちり支払う必要があります。
スカパー!の場合だと、2ヶ月目から解約できます。契約に柔軟性があるのはスカパー!のほうです。
【徹底比較】「DAZN」と「スカパー!」2025年のプロ野球を観戦するならどっちがいい?【まとめ】
まず、広島を含むセ・パ12球団の公式戦をぜんぶ見たいなら、「スカパー!プロ野球セット」一択です。特にセ・リーグにひいきの球団がある場合は、スカパー!をおすすめします。
また、プロ野球ニュース(フジテレビONE)、超ジャイアンツ(日テレジータス)、ガンガン!ホークス CHECK!GO!(スポーツライブ+)といった応援番組も見られるので、押しチームを思う存分追いかけられます。
広島主催試合は見られませんが、スマホで見るときの使いやすさを重視するなら「DAZN BASEBALL」がおすすめ。「追っかけ再生」があるぶん、DAZNのほうがスマホ派にとっては見やすいです。
外出先や出張先など、外で試合を視聴する機会が多い人にはDAZNのほうが使い勝手がいいです。
移動先のサイトで真ん中の「ベースボール」を選択すると、お申込みページへ進めます。
